サイバー攻撃の高度化やDX推進により、セキュリティエンジニアの需要は年々高まっています。これまでの開発・インフラ経験を活かしながらキャリアアップを目指すエンジニアにとって、セキュリティ領域への転職は非常に有望です。この記事では、セキュリティエンジニアを目指す方に向けて、志望動機の考え方や具体例を紹介します。
セキュリティエンジニアを目指す理由
セキュリティエンジニアは、システムやネットワークを守る「最後の砦」として重要な役割を担います。志望動機を考える際は、次のような軸で整理すると効果的です。
- 社会的意義の大きさ:企業や利用者の情報資産を守る使命感
- 成長性のある分野:クラウドやゼロトラストなど新技術に直結
- 自身の経験との親和性:インフラ・ネットワーク・開発経験を活かせる
志望動機を伝えるポイント
セキュリティエンジニア志望動機では、以下の3点を押さえると説得力が増します。
1. 経験の延長線上にあることを示す
セキュリティは特別な領域のように見えますが、開発やインフラ運用経験者にとって強みになる部分が多くあります。
例
- ネットワーク設計の経験から、不正アクセス対策や監視の重要性を理解している
- 開発経験から、安全なコーディングや脆弱性への意識が高い
2. 最新技術や課題への関心を具体的に示す
セキュリティ分野は常に進化しているため、学び続ける姿勢が重要です。
例
- クラウドセキュリティの資格取得を進めている
- CTFや脆弱性診断の学習を自主的に取り組んでいる
3. 将来的なキャリア像を描く
「守る」だけでなく「改善・提案」ができる人材を目指す姿勢を示しましょう。
例
- 監視・運用から始め、将来的にはセキュリティアーキテクトとしてシステム全体の設計に関わりたい
- インシデント対応だけでなく、セキュリティ教育やガイドライン策定に携わりたい
セキュリティエンジニア志望動機の具体例
例文1:インフラ経験からのキャリアチェンジ
「これまでネットワークやサーバの設計・構築・運用を担当してきました。その中で、不正アクセスや障害対応を経験し、システムを守ることの重要性を強く実感しました。今後はセキュリティに特化し、クラウド環境を含む幅広い領域で安全性を高めるエンジニアとして貢献したいと考えています。」
例文2:開発経験からのステップアップ
「Webアプリケーション開発に携わる中で、SQLインジェクションやXSSといった脆弱性に直面し、安全な設計・実装の必要性を痛感しました。セキュリティエンジニアとして、開発の知見を活かしつつ堅牢なシステムづくりを支援したいと考えています。」
例文3:将来像を意識した志望動機
「これまでの経験を土台に、まずはセキュリティ運用・監視業務に携わり、インシデント対応力を磨きたいと考えています。将来的には、セキュリティアーキテクトとして設計段階からリスクを考慮できる存在を目指し、貴社の安全なサービス提供に寄与したいです。」
まとめ
セキュリティエンジニアの志望動機は「経験の活用」+「セキュリティへの意欲」+「将来のキャリア像」の3点を意識することで、採用担当者に強く響きます。開発やインフラのバックグラウンドを持つ方こそ、説得力のある志望理由を作りやすいポジションです。




